こんにちは。
武蔵野市の出張鍼灸師・藤澤です。
人間は「記憶」する生き物ですよね。
良いことも悪いことも、ずっと続けばそれが定着します。
スポーツの「勝ち癖」「負け癖」もそうかもしれません。
脳のメカニズムは良く分かりませんが、記憶が支配する領域って多いです。
今回は、「記憶」に関するお話をするので、是非参考にして下さい。
長引く腰痛には「記憶」も関係している
最近の研究で、腰痛には「脳」が大きく関係することが分かってきています。
「腰痛の原因は、腰」とは限らないということですね。
長引く(慢性化した)腰痛に悩んでいる方も多いことでしょう。
様々な理由が考えられますが、「記憶」も関係しています。
「腰が痛いことが、当たり前」
身体の記憶がこのように定着してしまえば、治りにくいことは想像に難くないですよね。
腰が痛くない、良い状態を身体が忘れてしまっていることが考えられます。
そんな腰痛を改善するには、良い状態をもう一度思い出すことが欠かせません。
我慢せず治療して「記憶を上書きする」
だからこそ、腰痛を我慢すべきではありません。
一度しっかり治療して、腰の痛みを改善することが大切です。
治らないから、長引いているのか
長引いているから、治らないのか
卵が先か、鶏が先か、という話にもなるんですが。
我慢してしまうと、「痛いのが当たり前」と記憶が定着しかねません。
施術によって痛みが軽い状態を経験すれば、少しずつ記憶が上書きされます。
「お!こんな腰が軽くて痛くない状態ってあるんだ!」
と身体が気づくわけですね。
それが「快楽」と感じれば、腰痛が再発してもすぐ良い状態に戻ろうとするはず。
まずは痛みを減らす・無くす。
その良い状態を覚えることって大切なのです。
腰痛を我慢しても良いことはないのでは
今回は、長引く腰痛と「記憶」についてお話しました。
私の経験則からお話した部分もありますが、脳や記憶と腰痛の関係はこれからもっと解明されていくでしょう。
腰痛を我慢しても良いことはありません。
その我慢が、より腰痛を長引かせる原因にもなりかねません。
あなたに合った方法で、腰の痛みをグッと減らすことを考えましょう。