鍼灸施術の効果は少し後に出てくるもの

こんにちは。

武蔵野市の出張鍼灸師・藤澤です。

街が静かに感じるのは、私だけでしょうか。

こういった、年末年始という雰囲気が好きです!

さっそく本題に移りますね。

鍼灸施術と他の治療法やリラクゼーションには、いくつかの違いがあります。

施術を受けられる前に、予め把握しておくと良いかもしれません。

例えば「効果の出方」です。

効果が出るまでにタイムラグが生まれる場合が多い

一般的な整体やリラクゼーションでは、施術直後に効果が最も出る場合が多いです。

対して鍼灸は、施術から時間を経て本格的に効き始めるケースが多いです。

数時間経ってから、もしくは一晩過ぎてから本格的に効き出すケースも少なくありません。

もちろん施術中から痛みが減りだすことが多いです。

ただ、そこがピークというわけではありません。

「結果」が出るのはもう少し後だとお考え下さい。

ですから、意識的に「本格的に」と付けました。

例えば腰痛を改善するために鍼灸施術を行った場合。

施術中から腰の張りや痛みは減ります。

ただ受けた側としては、「なんか不思議な感じ」という感想をお持ちになると思います。

その後、一旦痛みがぶり返したりする場合も少なくありません。

これは「好転反応」という、身体が修復する過程で起こる現象です。

好転反応が過ぎた後に、いよいよ本格的に治療効果が出始めます。

「痛みを忘れていた」という効果の出方

本格的な治療効果の出方ですが、

痛みを忘れていた

というケースが多いものです。

「いつもあった腰痛が、そういえば無くなってる」

といった声を良く聞きます。

効果が出るまでに時間差がある、鍼灸ならではの感想かもしれません。

こういった自然な改善は理想的ではないでしょうか。

今回は、鍼灸施術の効果の出方についてお話しました。

施術直後は、効いた実感がないかもしれません。

本格的に効果が出るのはもう少し後なので、安心して下さい!

是非参考にして頂けたら幸いです。

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