おすすめのツボ①「箕門(きもん)」

今回は、おすすめのツボを一つご紹介します。

セルフケアとして是非活用して下さい。

太ももに「箕門(きもん)」という名前のツボが存在します。

股関節の不調や生殖器の不調に使われる

「足の太陰脾経」という経絡(グループ)に属するツボです。

太ももの中央の「大腿動脈拍動部」、要するに血管が脈打っている場所に位置します。

写真で撮ってみましたが、分かりますかね(笑)

このツボは、股関節の不調や、生殖器の不調に対して用いられることが多いです。

あとは腰痛にも効果がありますし、冷え性改善としても活用できるツボです。

ちなみに「箕門」の名前の中に入っている「箕(み)」とは、
穀物の選別の際に不純物を取り除くための容器のこと。

経絡(気の流れ道)に入り込んだ邪気などを振り分ける、という意味があります。

ツボには難しい感じが用いられたりしますが、一つ一つ意味があるので興味深いなと。

指や手の平で優しく揉みほぐしましょう(強すぎはNG)

「箕門」を刺激する際は、指の腹や掌を使いましょう。

刺激といっても、優しい刺激を心がけて下さい。

強く押したり揉んだりすることはNGです。

脚の方向に垂直に押すのではなく、クリームを左右に広げるように横にずらしながら刺激する方法がおすすめです。

イスに座りながら押せるかなと思います。

優しい刺激を1分ほどゆっくり送ってみて下さい。

「箕門」を押しながら膝を曲げ伸ばしするのも有効

指や掌で刺激するのと並行して、「箕門」を押しながら膝を曲げ伸ばしする方法も効果的です。

1分ほど繰り返すことで、脚全体に血流が巡ります。

左右の「箕門」を刺激してみて下さい。

この方法は簡単なので、ぜひ実践してみて下さい。

ツボを刺激して健康な生活を

今回は、「箕門」というツボをご紹介しました。

ツボは、先人たちが発見して体系化されました。

セルフケアとしても使いやすいはずです。

鍼やお灸を行う時ほど即効性はありませんが、継続して刺激することで効果が期待できます。

日常生活の中で空いた時間に、刺激してみて下さい。

鍼灸師・藤澤でした。

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