膝の痛みを自分で治すには?◯◯を押さえてウォーキングが効果的

膝の痛みを改善するには腰椎を押さえながらウォーキング

こんにちは。

5月に入り、急に暑くなりましたね。

今日は私自身が負傷してしまい、痛みを治そうとする過程で役に立った知識をシェアさせて頂きます。

もし今、同じような症状で悩んでいる方がいたら、ぜひ参考にして欲しいと思います。

格闘技の練習で膝を負傷する…

数日前、格闘技の練習中に「」を負傷してしまいました…。

人とぶつかったとかマットに膝を打ったとかではなく、足で踏ん張った際に膝が「グキッ」と鳴り、そこから曲げると痛い状態が続きました。

「もしかしたら靭帯やっているかもしれない」と思うくらいの激痛です。

帰宅後、すぐに自分で自分を鍼灸治療しました。

こういう時にこの資格が役立つっていうか(笑)

しんどい状態ですが、言い換えれば最良の実験機会です。

鍼灸施術でかなり痛みが改善された

私自身を丁寧に施術した結果、痛みがかなり改善されました。

急に膝が痛いわけではなく、原因がはっきり分かっているので、なんとか効かせられたかなと。

限定的ではありますが、2日後から運動を再開することに。

鍼灸の効果って、一晩経ってから本格的に出始めますね。

改めて再確認しました。

ランニングしたらやっぱり膝が痛い…

そしてよく晴れたある日。

膝の状態のチェックも兼ねてランニングに出かけました。

絶好のランニング日和ということで、気持ちよく走れたら良かったですが…。

膝がまた痛み出しました。

良い感じで改善されていると思っていたのですが、まだ全快ではなかったか。

鍼灸師として改善法を見つけ出すぞ!

本来なら、ランニングを中断して帰宅するべきだと思います。

ただ、私は鍼灸師の端くれ。

この膝の痛みの改善方法を、ランニングしながら見つけようと思いました。

自身で痛みを体験しながら改善法が見つかれば、セルフケア方法として紹介できますし。

とりあえず、そのままウォーキングしながら色々と試してみます。

足首をストレッチしたり、股関節にあるツボを押さえてみたり。

こういった方法で確かに膝は楽になりましたが、また走り出すと痛みが再発します。

うーん、どこからアプローチすればいいのだろう?

スポーツドリンクを飲みながら考えます。

「腰椎」を押さえたら膝がすっと楽になり走れた

おもむろに、「腰椎(ようつい)」を押さえてみます。

腰椎とは、簡単に言うと腰にある出っ張った背骨で、膝を通る神経の出発地点でもあります。

腰椎を押さえながら歩くと膝の痛みが改善する

この腰椎を押さえながら歩くと、神経が通る感覚を得ました。

そしてボヤッとしていた膝の感覚がクリアになっていく実感もあります。

だんだんと負傷する前の歩行感覚に戻っていくような感じ。

これは好感触です!

そしてウォーキングからランニングに切り替えましたが、痛みが再発することもなく自宅まで付きました。

「腰椎を押さえる」は簡単に誰でもできるセルフケア方法!

膝の痛みを改善するために、どうしても膝そのものをなんとかしようと考えがちです。

ただ多くの場合、痛む部位そのものが治療ポイントではありません。

今回のように背骨(腰椎含む)にアプローチすることで、大きく改善するケースもあるので、膝の痛みで悩んでいる方はぜひ参考にして下さい。

いわゆる「腰の高さ」に位置する背骨を指で軽く押さえるだけです。

誰でもできる簡単な方法ですが、神経の通りが良くなる感覚が掴めるでしょう。

自分が怪我して、自分を治療するから分かることがたくさんある

今回は膝の痛みを改善するための知識を紹介しました。

自分自身が怪我をして、自分自身を治療することで、多くのことを学べた気がします。

痛みそのものも嫌ですが、怪我をすると「治るかな…?」と不安になりますね。

この不安を解消し痛みを改善するために、より質の高いセルフケア方法や治療方法を学んで紹介していきたいです。

怪我の功名ということで、良い経験でした。

ではまたです!元気に過ごしましょう。