デスクワークには、一定の成果を求められる場合も多いでしょう。
やはり作業するからには、いかにパフォーマンスや効率をアップできるかを考えますよね。
タスクが溜まっている場合などはなおさらでしょう。
そんな方にとって、「肩コリ」は大敵です。
効率を下げ、気持ちも削いでしまいかねません…。
少し前に、「デスクワーク中の肩コリは腰から来ているかも」というお話をしました。
肩が凝るからと言って、肩を揉んだりほぐしても、実は効果は薄いもの。
椅子に座っている時に辛い肩コリほど、腰をストレッチしたりツボを押してみることが効果的です。
今回は、筋肉の付き方からもう少し詳しく見ていきたいと思います。
肩と腰を繋ぐ「広背筋」という筋肉
人間の背中には、広背筋(こうはいきん)という筋肉が付いています。
名前の通り、背中の広い範囲に付いていることが分かるでしょう。
長時間座っていることで広背筋が疲れ、コリなどが発生します。
さて、注目すべきは「腕」です。
広背筋の一部が、腕の内側(肩)に付いています。
肩と腰は一見離れていますが、広背筋で繋がっていることが分かります。
つまり長時間イスに座って作業することで腰が張り、肩まで影響するのです。
広背筋の緊張が、デスクワーク中の肩コリを生む大きな要因になっているかもしれません。
適度な休憩を挟みましょう
忙しい時はつい長時間作業を続けがちですが、適度な休憩を挟みましょう。
少し歩いてみたり、座り姿勢から立ち姿勢に変えることも効果的です。
もしくは時間を見つけて、肩と腰をほぐす運動を実践してみて下さい。
身体がスッキリして、作業効率もアップするでしょう!
今回は広背筋という筋肉を例に、デスクワーク中の肩コリについて解説しました。
腰痛と同様、肩コリも悩ましい不調です。
しっかりケアして、気持ちよく作業しましょう!
武蔵野市のさすらいの鍼灸師・藤澤でした。