腰痛改善に「頭への鍼」が効果的

おはようございます。

武蔵野市の出張鍼灸師・藤澤です。

冬ほど、朝飲むコーヒーが美味しく感じられるのはなぜでしょうか。

私だけでしょうか。

今日は「腰痛の改善に、頭への鍼が効果的」というお話します。

少し前に、鍼を打つことで脳から放出される鎮痛物質(脳内麻薬)が増えるというお話をしました。

そのことと関係が深い内容です。

【不思議】頭に鍼を打つことで腰の痛みが楽になる

頭と腰。

離れた部位ではありますが、密接に関係しています。

痛みを含め、人間の感覚を司るのは「脳」です。

頭部のツボに鍼を行うことで、痛みの感覚を調整できます。

つまり腰痛の改善にも効果的なはず、ですよね。

実際に頭部のツボに鍼を行うと、腰痛が楽になるケースが多いです。

理論を分かっていても、なんだか不思議な感覚だなと。

受ける方によって様々ですが、

足元まで血流がドバッと流れていく
腰から下がピリピリした

など、頭への鍼で様々な感覚を覚えられるようです。

慢性的な腰痛をはじめ、ぎっくり腰の改善にも効果的です。

頭部への鍼はむしろ安全度が高い

今日お話している「頭部」というのは、髪の毛が生える部位を指しています。

「こんなとこに鍼を刺して大丈夫?」

と思われるかもしれません。

ただ、頭部への鍼は安全度が高いです!

基本的に鍼は安全度が高い、という前提で聞いて頂きたいのですが。

胸部や背部には「禁鍼穴」といって、鍼を刺すべきではない部位がいくつか存在します。

(もしくは、細心の注意を払うべき部位)

その理由は、皮膚の下に肺などの臓器があるからに他なりません。

「気胸」につながる可能性が、決して0ではないのです。

(そうならないために、施術者は十分注意して施術を行います)

頭部への鍼では、そういった心配はありません。

鍼が硬い骨を貫通することは、絶対にないからです。

むしろ、安全度が高い部位だと言えます!

頭部へのアプローチで腰痛改善を目指します

今日は、頭部への鍼が腰痛改善に効くというお話をしました。

施術を受けられている方にしたら、

「なんで、腰痛の治療なのに頭に鍼を打つんだろう?」

と思われるのも不思議ではありません。

痛みを司る根本にアプローチすることで、治療効果アップを目指します!

ぜひ参考にして下さい。

関連記事

  1. こんなに多い!慢性腰痛の種類(動き・痛む部位)

  2. ぎっくり腰になったら、まず冷やすべき

  3. 【正直】どうにもならないぎっくり腰は存在する

  4. 定期施術の意味とは?

  5. ぎっくり腰の症状チェック

    【症状チェック】ぎっくり腰で痛む箇所と治療ポイント

  6. 腰痛に年齢は関係ない!でも「若さ」には…

  7. 腰痛を楽にする方法①「足首を緩める」

  8. 腰痛改善のポイントは「筋肉に力を入れる」こと

  9. ぎっくり腰の治療は「追いかけっこ」?

  10. ぎっくり腰の治療では横にならないほうが良い?

  11. 「くるぶし」をほぐすと腰が楽になる

  12. 腰痛を我慢せず治療した方が良い理由